病理診断とは

病理診断は、顕微鏡下で組織や細胞の異常を観察し、病気や疾患の正確な診断を行うプロセスです。この診断には、患者様からの生検や手術で得られた組織や細胞のサンプルが使用されます。病理医は、これらのサンプルを染色や特殊な処理を施して観察し、異常を特定します。その結果、患者の病気の種類や進行度、治療法への反応が明らかになります。病理診断は、臨床医や治療チームに重要な情報を提供し、最適な治療計画の策定に役立ちます。

従来の病理診断の流れ

病院・診療所・クリニック様から衛生検査所(検査センター)への病理検査の流れは、患者様より採取された検体よりスライド作製が依頼され、スライドの観察ののち病理検査レポートが作成・返却されます。衛生検査所は医療機関ではないため、病理検査結果は判断にとどまります。病理検査レポートの結果から臨床医が次のステップ(治療・投薬・経過観察など)の判断を行うため、病理判断料(130点)が算定されます。

新しい病理診断の流れ

依頼をされる医療機関と病理診断科クリニックが直接契約を結ぶことにより、病理診断科クリニックによる正式な病理診断がご提供できるようになります。

さらに、診療報酬の観点から言えば、病理診断による病名が確定しているため病理判断料は算定されませんが、当クリニックで病理診断を行った際には病理診断料(520点)と病理診断管理加算1(120点)が算定されます(病理診断料は保険医療機関間での按分)。

診療報酬の違い

従来は標本作製料(860点)と病理判断料(130点)=990点

病理診断科クリニックと契約すると、

標本作製料(860点)と病理診断科(520点)と管理加算(120点)=1500点

 

業務内容:病理診断

当院の病理診断は、高度な技術と専門知識に基づいて行われています。組織や細胞の詳細な解析を通じて、患者様の疾患の正確な診断と最適な治療計画をご提供。経験豊富な病理専門医が、迅速かつ正確に診断結果を報告し、臨床医と連携して最善の治療法を見つけるお手伝いをさせていただきます。信頼できる病理診断サービスをお約束します。

まずはお気軽にご相談ください

開業医や医療関係機関にお勤めの医師の皆さまが安心して患者さまの診療に取り組めるよう、あいち病理診断クリニックがお手伝いできることがありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

セカンドオピニオンについても今後対応予定ですので、前医での病理診断・病理検査結果に疑問がおありの方、治療方針について疑問がおありの方、ご自身の病気について深く理解したい方などもお気軽にご相談いただければと思います。